老化予防のウォーキングやランニングに電動ルームランナーを使うことをおすすめします。
電動ルームランナーでウォーキングなどを行うと、姿勢を安定させる筋群を強化できます。
歩くことで全身の筋力が強化できて体を動かしやすくなると、行動意欲が高まりや日常生活動作(ADL)が低下しにくくなるでしょう。
日常生活動作を維持し続けることが一人暮らしを継続していくポイントです。
運動しやすい環境を作ることが老化予防のはじまりです。
老化予防の環境づくりには手軽に運動できる電動ルームランナーをおすすめします。
わざわざ着替えて外に出る必要がないので、めんどくさい着替えが必要ないのですぐに始められて歩くことに集中できます。
電動ルームランナーを使うメリットとデメリット
電動ルームランナーには外で行うウォーキングやジョギングにはないメリットがあります。
ジョンソンヘルステック社の電動ルームランナー「アルタイル7」を例にとって説明します。
電動ルームランナーのメリット
雨の日でも歩けるので運動が「習慣」になりやすい
天気が悪い日が続くとさぼりがちになります。そのまましなくなってしまうこともあるでしょう。屋内で使う電動ルームランナーは天気を理由にした休みができなくなるので三日坊主が心配な人にはおすすめです。
外歩きよりも足、腰にかかる負担が軽くてすむ
紹介している電動ルームランナー「アルタイル7」は走行ベルトや本体の下にしくマットが振動や防音対策がされているので膝や足首、腰にかかる衝撃をやわらげる効果があります。
歩くとすぐに足首や膝が痛くなる人は試してみる価値ありです。
膝や足首が痛くなりにくい電動ルームランナーを見に行くデータが見れるのでやる気が継続しやすい
走行距離や消費カロリーなどデータが見やすく数字が比較しやすいのでやる気が継続しやすい。
データの蓄積や数字の変化が好きな人は電動ルームランナーがぴったりです。
いつでも好きな時に歩けるので三日坊主になりにくい
まずは歩く!とりあえずルームランナーに乗って歩く!
運動の大敵は「三日坊主」です。運動が継続できれば老化予防はほぼ成功です。
若い人も高齢者も使える
電動ルームランナーは低速から高速までスピードが調整できるので、若い人から高齢者まで年齢を気にすることなく使えます。
電動ルームランナーのデメリット
本体価格がそれなりのお値段する
価格が高い分性能がいいモーターが使われています。着地など強い負荷がかかってもベルトの動作が安定しているので走りやすいです。
設置スペースが必要
本体サイズ 長さ193㎝、幅88㎝、高さ178㎝なのでそれ以上のスペースが必要。大きさのイメージとしてはタタミ1畳分より広い感じです。
本体が大きい分、走行部のベルトの面積が広いので安定して歩いたり走ったりできます。
周りの景色が変わらないので飽きやすい
サブスク動画やYouTubeなどを見られる環境を作れると、「動画を見ながら歩ける」というメリットになります。
毎月、課金しているだけの動画配信の元を取るチャンスですね。
バーチャルの世界で自分のアバターを作り、世界の人と走れる「ZwiftRun」、世界の景色を様々な国の人と走ってランキングを競える「@ZONE」に対応しています。
坂道ウォーキングで鍛えられる筋肉とは?
電動ルームランナーを使う場合は、3%~5%の坂道を設定すると、外で平地を歩くぐらいの運動量になります。
ウォーキングやランニングは手軽にできる全身運動であり下肢の筋肉は、「大殿筋、中殿筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、前脛骨筋、下腿三頭筋」が大きく活動します。
大殿筋が強くなると姿勢が安定してウォーキングしやすくなる
お尻(股関節)の後ろにある大きな筋肉で、股関節を伸展(体に対して足を後ろに動かす)する作用を持つ筋肉で、前方への推進力(進む力)になります。
大殿筋の役割とは?
- 前へ進む推進力になる
- 骨盤と体のバランスをコントロールする
- 姿勢の安定
ダンベルなどで簡単に筋力トレーニングがしやすい筋肉ではないので、ルームランナーの坂道を設定して歩くことは有効なトレーニングになるでしょう。
中殿筋が弱くなると歩いている時にふらつくようになる
中殿筋は股関節の外側の筋肉です。歩いている時に骨盤や姿勢を安定させる働きがあります。
弱くなると歩行が不安定になり、転倒の原因になることがあります。
股関節周りの筋力が低下すると股関節や膝関節にかかる負担が増えて関節の変形が進むこともあります。
中殿筋の役割とは?
- 立っている時の左右のバランスをとる
- 骨盤の動きを安定させる
- 歩幅を安定させる
中殿筋は股関節の横に位置する筋肉で、歩いている時は歩幅や体の傾きのコントロールに影響する、とても重要な筋肉です。
股関節周りのトレーニングがしやすいルームランナーを見に行くハムストリングスは膝、腰の動きをコントロールする
ハムストリングスは膝を曲げる筋肉群です。
歩行中、足を振り出すときにつま先が地面にひかっからないように膝の曲がる角度を調節します。
ハムストリングスの役割とは?
- 歩幅を安定させる
- 膝にかかる負担を減らす
- 骨盤のバランスをコントロールする
大腿四頭筋は膝関節を守る役割がある!
膝関節の上に位置する大きな筋肉群(大腿四頭筋:大腿直筋・内側広筋・中間広筋・外側広筋)です。
膝を強く伸ばす作用があり歩行やウォーキングの安定や膝関節の保護にかかわるとても重要な筋群です。
大腿四頭筋の役割とは?
- 歩いている時の膝関節を安定させる
- 突然の膝折れを予防し歩行を安定ささせる
- 階段、坂道の上り下りを安定させる
電動ルームランナーを坂道設定で使うべき理由とは?
モーターによりベルト部分が自動で動くので、傾斜なしで電動ルームランナーを使うと軽い下り坂を歩くくらいの負荷になり、外の平地を歩くよりも体にかかる負荷が軽くなります。
なので、老化予防目的で体に負荷をかけるには傾斜機能で3%以上の坂道にする必要があります。
坂道を上るのが楽になる筋肉は?
坂道を楽に登れるようになるには、「大腿四頭筋、ハムストリングス、大殿筋、下腿三頭筋」の筋力が重要です。これらの筋肉をバランスよく強化できれば坂道を歩きやすくなるでしょう。
老化予防に向いているルームランナーは?
年配の方が安全に使えるルームランナーにはいくつか必要なことがあります。
安全度が高い電動ルームランナーとは?
- 走行面のベルトが広い
- 走行面のクッションが衝撃に配慮されている
- 本体が安定している
広い走行ベルト幅が安全性を高める
年を取ってくると、歩幅の前後が小さくなって、左右の「歩隔(左足と右足の左右の広がりの幅)」が広くなる傾向があります。歩行時の左右への体重移動が大きくなる傾向があるので、ルームランナーの走行ベルトの幅は広いほうが歩きやすくなります。
走行面積が広いので年配の方でも歩きやすい電動ルームランナーの紹介膝や腰にやさしいルームランナーは?
歩いている時の膝にかかる衝撃は、体重の1.5倍から2倍と言われています。歩くたびに左右の膝に体重の2倍くらいの負荷がかかるので膝に不安がある方はウォーキングシューズやクッションのいい走行ベルトなどを考えるべきです。
ジョンソンヘルステック社の電動ルームランナーを紹介します。
このメーカーのアルタイル7という機種は、走行面のクッションや本体の足部の下にひくマットやクッションが衝撃を吸収してくれるので膝や腰にやさしくなっています。
走行面のベルト部分にはやわらかさ・固さの工夫がされていて、かかと接地の衝撃をやわらげるソフトクッション、安定した姿勢を保つ必要がある中央部はミディアムクッション、けりだす力を体に伝えるために後方部は堅めのクッションになっていて、歩きやすさ、走りやすさが考えられています。
こういう大きなモーターの製品は動作音が気になるところですが、動作音や走行音が床下にひびかないようにベルト下部分や本体の脚部にクッションが配置されているので夜間の使用でも動作音が気になることはないと思います。
雨と着替えのめんどくささが三日坊主の原因
三日坊主の原因は、雨と着替えの手間です。これがあるので外のウォーキング、ランニングは強い意志がないと継続できません。
でも、ルームランナーなら天気が関係ありません。それだけでも継続の障害が一つ減ります。
ルームランナーなら部屋着で気軽に始められる
ルームランナーが家にあれば部屋着で気軽に乗れます。
めんどくさい着替えがないので三日坊主になりにくいです。
老化予防に使いやすいルームランナーの紹介
年を重ねてくると歩いている時の左右の動揺が大きくなるので、ルームランナーを使う場合は本体の安定性が重要になってきます。
紹介している「アルタイル7」は本体重量が115kgもあり走っても安定しています。
まとめ:老化予防は電動ルームランナーでやろう!!
老化予防に役立つ電動ルームランナーとは?
- 三日坊主になりにくい電動ルームランナー
- 3%以上の坂道設定にしよう
- 消費カロリーや距離が見やすいのでやる気が継続します
- クッションいいので外を歩くよりも関節への衝撃が少ない
「アルタイル7」は老化予防に向いている電動ルームランナーです。モーターが強力なのでベルトの回転が安定してます。
老化予防の運動は継続することがポイントですが、家の中にすぐ歩ける環境があるのは継続しやすいポイントです。
継続した運動で老化予防に向けた体を作っていきましょう!